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厚労省、海外医学部学生の動向把握へシステム構築

レポート 2020年1月29日 (水)  小川洋輔(m3.com編集部)

厚生労働省は1月29日、「医療従事者の需給に関する検討会」の第32回医師需給分科会(座長:片峰茂・長崎大学名誉教授)で、海外の大学の医学部に在籍しながら日本で医師国家試験を受ける意向を持つ学生を把握するためのシステムを構築し、任意で登録を呼びかける方針を示した。構成員からは多様な医師が育つことを肯定的に捉える声が上がる一方、海外医学部出身の医師が増えることへの懸念の声も上がった(資料は、厚労省のホームページ)。 1月29日の医師需給分科会資料 海外医学部出身者の医師国家試験合格者は増加傾向にあり、2019年2月実施の第113回試験で95人と、合格者総数9029人の約1%を占めた。厚労省は今後、現在は反映されていない医師需給推計に海外医学部出身者を組み込む方向だ(『2022年度以降の医学部定員、2020年春ころに方向性提示へ』を参照)。 ただ、定員が決まっている国内の医学部学生とは異なり、海外医学部の学生の実態把握は難しい。学生側にとっても、日本で臨床研修を受けようと思っても実習先を探すのに苦労するという実情が指摘されている。そのため、厚労省は日本で医師国家試験を受けた学生を輩出している...