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中川日医会長「身体が震えるほどの怒り」、乳腺外科医控訴審判決

レポート 2020年7月15日 (水)  高橋直純(m3.com編集部)

準強制わいせつ罪で逮捕、起訴された乳腺外科医に対する控訴審判決で、一審無罪を破棄し有罪(懲役2年)となったことについて、日本医師会の中川俊男会長は7月15日の定例記者会見で、「私は身体が震えるほどの怒りを覚えた。今後、全力で支援する」と表明した。 中川会長は「日医は控訴審判決が極めて遺憾であることを明確に申し上げたい。今後、全力で支援することを改めて明確にする」と述べた。その後、日医副会長の今村聡氏が詳細を説明した(一審判決後の今村氏の会見は『乳腺外科医裁判の一審判決を支持、日医「早期に収束を」』を参照)。 日本医師会の中川俊男会長 今村氏は、争点となった術後の女性患者のせん妄の有無について、「学術的にコンセンサスが得られているDSM-5に当てはめずに、独自の基準でせん妄や幻覚の可能性を否定した医師の見解を(判決では)採用した。せん妄の専門家が否定する個人的な見解に基づく鑑定であり、医療に携わっている人間として、怒りに近い感情がわき上がってくる」と述べた。 さらに、麻酔科医である自身の経験を踏まえながら、「全身麻酔の回復下で起こるせん妄、幻覚は患者にとっては、大変リアルな実体験であり、...