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『コロナ黙示録』、緊急事態宣言発出時に構想浮上 - 海堂尊氏に聞く◆Vol.1

インタビュー 2020年10月3日 (土)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

コロナ禍の「特別な夏」も過ぎ、早や秋。m3.com編集部では毎年、「読書の秋」にちなんで「著者インタビュー」を企画しており、今年もこの1年間に上梓された医療に関連した著書を厳選し、著者に執筆の経緯などをお聞きした。 その第1弾として取り上げるのが、『チーム・バチスタの栄光』などの著書で知られる医師・作家の海堂尊氏による『コロナ黙示録』(宝島社)だ。執筆を開始したのが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の緊急事態宣言が発出された4月7日。執筆し、推敲・編集を経て入稿したのが宣言が全都道府県で解除された5月25日だという。見事な符合だが、「偶然です」と海堂氏は答える。執筆期間は実質1カ月。海堂氏をそこまで駆り立てた思い、執筆意図をお聞きした(2020年9月4日にインタビュー。全3回の連載)。 ――海堂先生の「田口・白鳥シリーズ」は久しぶりかと思います。いつ頃から、新型コロナウイルス感染症を題材とした小説を書くことを検討されたのでしょうか(田口は、大学病院の不定愁訴外来医師。白鳥は、厚労省技官の設定)。 それはハッキリしていて、4月7日に緊急事態宣言が発出されたその翌日です。それま...