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本当は誰も悪くない-乳腺外科医事件被告の元同僚・友人から

オピニオン 2020年10月15日 (木)  有賀智之(都立駒込病院外科(乳腺)・遺伝子診療科)

都立駒込病院外科(乳腺)・遺伝子診療科の有賀智之氏が10月14日にブログ『本当は誰も悪くない』に掲載した投稿を転載させていただきました。 ※10月3日の内容と同じですが、皆様に強く伝えたい内容なので繰り返しております。 一生に一度のお願いなどとは大仰で嘯くような印象を与えるかもしれませんが、これ以上の表現が思いつきませんでしたのでこのまま続けさせていただきます。 お願い事とは東京都足立区の病院で2016年、手術直後の女性患者の胸をなめたなどとして準強制わいせつ罪に問われている医師の件です。 彼は私の元同僚で、彼は私の友人でありますので先にそのことをお断りしておきます。 多くの方がご存知の通り一審判決では、全員埋まっている四人部屋でそのような行為をおこなう蓋然性の低さや、術後せん妄を起こしていたとの判断に足る状況証拠や科学的合理性、さらには唾液検査、DNA検査の杜撰さ及び科学的整合性の低さから「事件があったとするには合理的疑いを差し挟む余地がある」として無罪が言い渡されました。 ところが先だっての二審判決において東京高裁朝山芳史裁判長(細田啓介裁判長代読)は「被害者が診察だと信頼した状況...