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医師が淘汰される時代、求められる役割は-奥真也・埼玉医科大客員教授に聞く◆Vol.3

インタビュー 2020年11月28日 (土)  聞き手・まとめ:小川洋輔(m3.com編集部)

未来学者として、医療の激変を予想する奥氏。臨床現場の医師に対しても時代に合わせた変化を求める。 ――医師の仕事が大きく変わり、ステータスが下がるとも言及しています。AIの発達などによって医師が淘汰される時代はやってくると思いますか。 医師が今のまま同じように仕事をしていける時代はそう長くは続きません。医師一人一人が、自分は何を強みとするのか、コンピューターにないどんな価値を自分が提供できるのか、考える必要があります。 昔は薬の名前や用法用量を全て覚えるのが医師の必須条件でした。今は、コンピューターを叩けばそんなものはすぐに出てきます。 私くらいの年齢(58歳)の人なら分かると思いますが、昔は誰もが、電話番号を100個くらい覚えていました。普通に生活していると、自然に電話番号を覚えてしまうものだったのです。今はもちろん携帯電話が全て覚えていてくれていますから、電話番号など覚える必要はありません。電話番号を覚えるよりも他のことに能力を使えばよい。医師と薬の名前や用法用量の間にも類似性があると思います。未来の医師は、細かなことを覚えている暇にヨウリョウよく、ですね。 時代が変われば、医師に求...