若手医師の半数「燃え尽き」を経験◆Vol.1
医師調査
2021年1月19日 (火)
星野桃代(m3.com編集部)
近年、医療従事者の間でも注目度が高まっている「燃え尽き症候群(バーンアウト)」。一般的に、以前は精力的に仕事をしていた人が、急に「燃え尽きたように」意欲を失うことだと言われている。 職場環境の変化や慣れない業務への適応が、特にストレスとなり得る若手医師(32歳未満)に対し、「燃え尽き症候群」と思われる状態になった経験があるか調査したところ、50.7%が「ある」と回答。年次が上がるごとに経験割合は増加し、専門医取得済みの医師では75.0%にも上った。 Q. 医学部卒後から現在までの間に、「燃え尽き症候群」と思われる状態(以前は精力的に仕事をしていたが、急に「燃え尽きたように」意欲を失う状態)になったことはありますか。 初期研修医1年目の38.5%が「ある」と回答しており、医師として働き始めた早期の段階でも「燃え尽き症候群」のリスクは存在することが示唆された。年次が上がるごとに「ある」と答えた割合が増加している。 性別で比較すると、男性より女性の方が「ある」と答えた割合はやや高かったものの、大きな差は見られなかった。 iframe { width: 100%; } 【調査概要】 調査期間:...
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