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3411万円のキムリア、新薬価案は4~5月頃に公表

レポート 2021年3月26日 (金)  大西裕康(m3.com編集部)

3411万3655円と超高額になっているノバルティスファーマのCAR-T細胞療法で用いる再生医療等製品「キムリア点滴静注」(一般名:チサゲンレクルユーセル)の患者1人当たり薬価が早ければこの春、見直される。3月24日、中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)が費用対効果評価案を承認。薬価を調整するおおむねの方向性は定まったため、早ければ4月頃にも調整後の新薬価案が明らかになる見通し。一方、「薬価が下がるのか」については、不透明な部分が大きい(中医協総会の資料は厚労省ホームページ)。 キムリアは、薬価を「原価計算方式」で算定しており、かつ、製品原価等の開示度が「50%未満」のため、費用対効果評価の結果を反映し、価格を調整する対象は「有用性系加算等」と「営業利益」の部分になる。 (2021年3月24日の中医協総会資料より *クリックで拡大) 費用対効果評価は、市場規模が大きい、もしくは著しく単価が高い医薬品などが対象になる。対象疾患別の患者集団ごとに効果や費用などを踏まえて「価格調整率」を決定する。薬価への反映は主に、価格調整率と患者割合の加重平均で決まる。患者集団ごとの価格調...