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院内クラスター発生も2週間で外来再開-COVID-19座談会(和歌山編)◆Vol.3

スペシャル企画 2021年4月13日 (火)  聞き手・まとめ:小川洋輔(m3.com編集部)、橋本佳子(m3.com編集長)

        野尻:第3波ではクラスターが多発したのですが、その中には病院や高齢者施設での施設内感染も含まれていたので、高齢者や基礎疾患を持っている入院患者が重なりました。英:その中の一つが当院で、2月9日に既に退院していた患者の陽性が判明し、計19人のクラスターになってしまいました。  もちろん感染対策には注意を払っていて、2020年8月には抗原定量検査を始めました。うちは建物が狭く、臨床検査技師も少ないので、PCR検査の導入は難しく、手術前の患者全員に抗原定量検査をしていました。40~50分で結果が出るので、陽性や判定保留となれば行政検査に回し、その検査結果が出るまでは個室で管理していました。入院患者全員にまで検査するのは、結果が出るまでの待機場所もなく、なかなかできませんでした。  今回の院内感染が判明したきっかけは、当院に入院していた患者2人が退院後に検査を受け陽性になったことです。院内で発熱患者が出たわけでもないので、連絡を受けるまでは本当に全く分かりませんでした。連絡を受け、院内でスクリーニングを始めました。  同室者を調べ、ずっと追いかけていた...