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【大阪】特定行為の効果実感「褥瘡患者の傷が早く治せるように」‐間宮直子・大阪府済生会吹田病院副看護部長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2021年4月30日 (金)  庄部勇太(m3.com契約ライター)

 看護師が医療行為の一部を医師に代わって行う「特定行為」の研修制度が2015年に始まり、5年が過ぎた。全国的にまだ普及はしていないものの、大阪府済生会吹田病院では5人が修了。先陣を切って研修を受け、病院と在宅医療の現場それぞれで創傷患者に特定行為を行っている副看護部長の間宮直子氏に、研修を受けた理由と修了後の手応えを聞いた(2021年3月15日インタビュー。全3回連載)。 ――間宮さんは病院内と在宅医療の現場で特定行為を行っていると聞きました。まずは、特定行為研修を受講しようと考えた理由をお聞かせください。  院内と在宅の場それぞれで、もどかしさを感じていたためです。私は2004年に当院の看護師としては初めて皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得し、褥瘡対策を中心にチーム医療を行っていました。その中で、医師の対応を待つことにより、患者さんへの処置やケアを適切なタイミングで行えないことがありました。  創傷対応では当時、潰瘍の表面をきれいにするための創面切除(デブリードマン)や不要な糸の除去など、医師でなければ行えない処置が複数ありました。医師がスムーズに介入できれば問題ないのですが...