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「救急を止めなあかんようになりますよ」コロナ病床増床と救急医療の両立の難しさ-中大輔・日赤和歌山医療センター院長補佐に聞く

インタビュー 2021年4月28日 (水)  小川洋輔(m3.com編集部)

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第1~3波を、徹底検査と感染者の全員入院で乗り切った和歌山県。m3.comは、対策の舵を取る県庁と病院のキーパーソンによる座談会を3月18日に行い、そこで語られた「和歌山モデル」のカギを6回の連載で伝えてきた(『COVID-19対応の現在・過去・未来(和歌山編)』を参照)。 ただ、その後、関西では感染力が強くなると指摘されるN501Y変異を持つイギリス型の変異株が猛威を振るい、和歌山県の感染者数・入院患者数も第3波をはるかに上回る推移をたどった。座談会にも参加した日本赤十字社和歌山医療センター院長補佐の中大輔氏に、「和歌山モデル」が岐路に立たされている第4波の現状について聞いた(2021年4月26日にオンラインでインタビュー)。――3月18日の座談会の後、関西では変異株によって感染が急拡大しました。 あの時とは全く違う状況になってきています。第3波をはるかに超える患者の増え方で、変異株の脅威を感じています。――第3波のピークでも149人だった入院患者の数が、第4波では350人を超えていますが、まだ全員入院を続けているのでしょうか。 「和歌...