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医師が「本を書く」ことで世界が変わる-東京慈恵会医科大教授の浦島充佳氏に聞く◆Vol.2

インタビュー 2021年6月3日 (木)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)、橋本佳子(m3.com編集長)

  【浦島充佳・慈恵医大教授に聞く】 Vol.1◆コロナ対応「日本は対岸の火事に学ぶ姿勢が足りない」 Vol.2◆医師が「本を書く」ことで世界が変わる-東京慈恵会医科大教授の浦島充佳氏に聞く ――本書は以下の場面から始まります。浦島先生は小児科医ですが、なぜ公衆衛生や感染症分野にも取り組むようになったのでしょうか。  2020年3月27日の夕方、携帯電話が鳴った。民間シンクタンク「アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)」の船橋洋一理事長からだった。理事長は開口一番「先生は予言者だね。新型コロナ禍、先生の書いたシナリオどおりのことが、今まさに起こっています」とおっしゃった。シナリオとは、APIが企画した本『日本最悪のシナリオ9つの死角』(新潮社)の中で私が担当した章「パンデミック」のことだった。出版は2013年3月。―中略―手前味噌ではあるが、まさに新型コロナウイルス感染症の“今”を如実に表現していた。  学生時代は公衆衛生の授業は最も嫌いな科目で(笑)、自分がこういった領域に関わるとは夢にも思わなかったです。小児科として、小児がんを専門に...