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尾崎・都医会長4期目に、「5つの重点医療政策に取り組む」

レポート 2021年6月20日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

 東京都医師会の第296回(定時)代議員会が6月20日に開催され、尾崎治夫氏が会長に選定された。会長の任期は1期2年で、2015年に就任した尾崎会長は4期目に入る。猪口正孝氏、角田徹氏、平川博之氏の3人の副会長も続投が決定、理事15人のうち3人が交代した。 東京都医師会の新執行部  尾崎治夫氏は、立候補にあたって掲げた「5つの重点医療政策」をしっかりやっていくためにチームをつくったと説明、決意を新たにした。5つの政策とは、(1)コロナ禍での医療提供体制の堅持・拡充と社会活動の再開を目指す、(2)ポストコロナに向けて”ヘルシーシティー東京”の実現と将来的な医療提供体制の充実、(3)社会保障制度、保健制度等の進化と見直しを東京都医師会から提言、(4)都民のための医師会組織の強化、(5)都民(国民)への正確で適切な情報提供と医師会組織への理解の深化――だ。  会長、副会長、理事、監事のいずれも立候補者は定数通りで、無投票で当選、代議員会で理事に選任、選定された。  代議員会冒頭のあいさつで、尾崎会長は、クルーズ船受け入れから始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-1...