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医師議員が市長選の党内予備選挙にでた理由-種部氏×細井氏◆Vol.3

スペシャル企画 2021年7月18日 (日)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

細井:政治家としては今後、どうしていきたいという希望はありますか。種部:ついこの間、富山市長選があって、自民党内の予備選挙に出ました。県議会議員もいろいろなことができますが、なぜ市長選に手挙げたかというと、少子化を止められるのは私しかいないと思ったからです。 今年は出生数がすごく減ります。2020年ですら2万人以上減少して、2021年はもっと減るでしょう。少子化を止めるのにまず一番手っ取り早いのは事実婚を認めること。結婚しなくても子ども持てるようにすればいいのです。 なぜそう思ったかというと、新型コロナで結婚式があげられないからという理由で中絶に来る人がけっこういるのです。富山は封建的なところもまだまだあって、舅、姑、あるいは旦那から「妊娠は結婚式が終わってからにしろ」と言われて来る。私としては「それは暴力だよ、あなたが産みたかったら、今産めばいいんだよ」と言っていますが、まだまだ封建的な考えが根強いです。 結婚しなくても夫婦としての権利や財産の保証が得られるように事実婚も認め、事実婚でなくても子どもを持ったら同じ保証が受けられるようにすべきです。その点に関連して言うと、不妊治療、体外...