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かかりつけ医や外来機能分化など議論開始、中医協

レポート 2021年7月7日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

 中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)は7月7日、「外来(その1)」としてかかりつけ医機能や外来機能の連携・分化、オンライン診療などについて2022年度診療報酬改定に向けた議論を開始した。支払側、診療側それぞれが「かかりつけ医」「かかりつけ医機能」に着目し、それらのあり方や診療報酬での評価について意見を交換した(資料は厚生労働省のホームページ)。厚労省は以下の論点を提示した。 中長期的に地域の医療提供体制が人口減少や高齢化等に直面する中、外来機能の明確化・連携や、かかりつけ医機能の強化等を推進し、患者にとって安心・安全で質の高い外来医療の提供を実現するための、診療報酬の在り方について、どのように考えるか 。 オンライン診療を安全性・信頼性を確保しながら推進していく観点から、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の見直しを踏まえ、診療報酬上の取扱いも含めて実施に向けた取組を進めることとなるが、その際に考慮することとされている対面診療との関係等について、どのように考えるか。    2021年7月7日中医協総会資料より  日本医師会常任理事...