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責任大きい「帰宅判断」、デルタ株で輸液対応も増加

オピニオン 2021年9月13日 (月)  稲葉基高、坂田大三(ピースウィンズ・ジャパン医師)

 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が運営する「空飛ぶ捜索医療団(ARROWS)」では2021年5月の第4波から広島、岡山の両県で酸素投与などを行う臨時施設(広島県酸素センター、岡山県コロナ患者一時療養待機所)へ、医師、看護師、ロジスティックス担当者を派遣して、その運営をサポートしてきた。現場から見えてきたその意義と課題について報告する。明らかに増えた若者、10歳代の入所者も 広島県の「酸素センター」は、宿泊療養施設に併設されており、ホテル療養中に具合が悪くなった方がオンライン診療担当の医師の指示で搬送されて来る。 県の要請を受け6月~8月中旬に何度か勤務したが、入所者の年齢層が明らかに若くなっていて驚いた。6月は40歳代以上が多かったが、8月の入所者は20~40歳代が中心で、10歳代の方もいた。19床の施設(現在は39床に増床)に6人程度が入所していた。医師1人、看護師2人で対応しているので、入所者の出入りがあると慌ただしくなる。 医師としての役割は、入所時にPPEを着て診察を行い、酸素飽和度が低い方には酸素投与、高熱が続き食事摂取が困難な方には輸液、対症療法として...