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階段を飛ばすために大学医局に入らなかった-医師で作家の中山祐次郎氏に聞く◆Vol.3

スペシャル企画 2021年9月26日 (日)  聞き手・まとめ:高橋直純、岩崎雅子(m3.com編集部)

▼第1回はこちら ▼第2回はこちら K:コンサルト以外でも質問して良いでしょうか。初期研修の2年間で、外科の必修は最低1カ月ですが、その中でどんな能力を付けてもらいたいと考えていますか。 中山:各科で到達目標が作られていて、外科では「外科症例(手術を含む。)を1例以上受け持ち、診断、検査、術後管理等について症例レポートを提出すること」といったことが決まっていますが、その上で、僕が研修医の先生を指導する時にお願いしているのは、異常な状態の患者さん、例えば電解質異常や高血糖の患者さんが病棟に入ってきた時に、その疾患についてのレポートをA4、1枚でまとめてもらいます。  この高血糖症の患者さんに対して、どの薬をどのぐらいのスピードで使うのか、検査は何をどのくらいの頻度でやるのか――といった極めて具体的なところを1週間ぐらいでまとめてメールで送ってね、ということを外科に来ている研修医の先生にやってもらいます。  別に高ナトリウム血症について深く知ってほしいわけではなくて、現場で使える「調べ方」を知ってほしいということです。もちろん学生時代からみなさん、たくさんやっているのである程度で...