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2020年度医療費1.4兆円減、「呼吸器系疾患の大幅減」が寄与

レポート 2021年9月15日 (水)  大西裕康(m3.com編集部)

 2020年度の概算医療費は、前年度比1.4兆円減(3.2%減)の42.2兆円だったことが分かった。減少額、減少幅ともに過去最大。主な減少要因である医科診療費1.24兆円減を疾病分類別で見ると、最も減少額が大きいのは「呼吸器系疾患」の0.57兆円減。次いで「循環器系疾患」0.17兆円減、「筋骨格系及び結合組織」が0.10兆円減。「呼吸器系疾患」では減少率も大きく25.3%減で、いずれも前年度比4分の3に縮小しているのが特徴だ。年齢階層別では、未就学児の医療費(子供医療費)で減少幅が19.1%と大きかった。都道府県別では、東京、石川、福井の減少が目立った。厚生労働省が9月15日の中医協総会(小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)で報告した。これまで、医療費減少額の最大は、介護保険制度を創設した2000年度の0.6兆円減だった。 (2021年9月15日の中医協総会資料より *クリックで拡大)  厚労省保険局調査課課長の西岡隆氏は、「平時であれば高齢化や医療の高度化により2%程度伸びるところが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて大幅に減少した」と解説。その上で、「受診控えとと...