日本小児呼吸器学会は8月15日、日本小児救急医学会と合同で作成した「気道異物事故対応パンフレット」をホームページに掲載した。「窒息事故について」「窒息の応急処置」の2種類で、一般向けに易しく解説している。パンフレットによると、毎年約50人が異物による窒息で死亡している。3歳までは豆類や飴玉などの食物が、4歳以降は歯の詰め物や小さい玩具といった食品以外のものが原因となる。事故を予防する方法として、3歳未満にビーナッツを与えない、トイレットペーパーの芯を通過する大きさのものを小児の身の回りに置かない...