米国救急医学会(ACEP)は12月6日、救急部で投与するバンコマイシンの用量はしばしば不適正で、投与を受けた患者の3分の1で3カ月以内に感染が再燃することを示す未発表データを紹介した。このデータは、Barnes-Jewish病院救急部のKristenMueller氏らが行った調査によるもの。この救急部では2008年12月から2010年6月までに、患者526人にバンコマイシンを投与。患者は主に蜂窩織炎および膿瘍を呈し、68%がバンコマイシン1回投与、27%が2回投与、5%が3回投与を受けた。体重に...