米国てんかん学会(AES)は12月9日、てんかんが母と子双方に及ぼす影響について検討した3つの研究を紹介した。第67回AES年次総会で発表。ボストンの研究チームは、てんかん女性の葉酸サプリメントの使用頻度とその使用を予測する要因について調査した。抗てんかん薬(AED)によって起こり得ることの多い初期妊娠時の葉酸欠乏症は、先天異常を招き、流産リスクが増加することが知られているが、これはバルプロ酸使用による神経管奇形が最も多い。ウェブによるてんかん女性626人の調査では、意図せぬ妊娠のリスクが高いに...