厚生労働省は10月20日、前立腺肥大症と男性における男性型脱毛症の治療薬「デュタステリド」(商品名:アボルブ、ザガーロ)に対し、使用上の注意に重大な副作用の項を新設し、「肝機能障害、黄疸」を記載するよう改訂指示を出した。国内症例が集積したための措置で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が指示情報を公表した。改訂指示を受けたのは、アボルブカプセル0.5mgとザガーロカプセルの0.1mgと0.5mg。直近3年度の国内副作用症例として、肝機能障害関連症例がアボルブカプセル0.5mgで6例報告されており...