NOAC(非ビタミンK阻害経口抗凝固薬)改めDOAC(直接作用型経口抗凝固薬)となった新規抗凝固薬と抗血小板薬の併用は、心血管疾患と血栓・塞栓症を合併する患者の心血管イベントおよび血栓・塞栓症予防において、ワルファリン併用療法より出血リスクが低く、効果は同等であることが分かった。第80回日本循環器学会学術総会(3月18-20日、仙台市)のラウンドテーブルディスカッション「新NOAC時代の循環器診療」の中で、東邦大学循環器内科学の天野英夫氏が単施設での検討結果を報告、3剤併用療法についての考え方を...