米食品医薬品局(FDA)は6月14日、2型糖尿病に対するSGLT2阻害薬「カナグリフロジン」(米国での商品名:Invokana、Invokamet)と「ダパグリフロジン」(Farxiga、XigduoXR)の急性腎障害に関する安全性情報を発出。添付文書に急性腎障害に関する警告を含めるよう指示を出した。今回の安全性情報の根拠となったのは2種の製剤に関する副作用報告の集積。2015年10月までに両薬剤使用患者で急性腎障害と確定可能な症例が101例となり、一部は入院や透析治療を必要とした。うち死亡の転...