成人期の喘息発症が脳・心血管疾患リスクを上昇させるとの研究結果が明らかになった。米国心臓学会(AHA)が8月24日、JournaloftheAmericanHeartAssociationの掲載論文を紹介した。ベースラインに心血管疾患既往のない平均年齢47歳の1269例を14年以上追跡した研究で、成人期(18歳)以降の喘息発症群(成人期発症群、111例)と小児期からの喘息発症群(早期発症群、55例)の脳・心血管疾患のリスクを評価した。各群の喘息の平均発症年齢はそれぞれ39.5歳と8.9歳だった。...