日本循環器学会と日本心不全学会は10月24日、睡眠時無呼吸を合併した心不全(HF)患者に対する適応補助換気(ASV)の適正使用に関する声明(第2報)を学会ホームページで公開した。欧米と診療や使用実態の異なる日本で、公表されている臨床試験(SERVE-HF試験)の結果のみによる診療方針の決定には問題があるなどとして、臨床現場の混乱などに配慮して作成したという。両学会は、2015年6月にSERVE-HF試験のプレス発表を受け、「SERVE-HF試験の被験者と同じ状態の患者へ睡眠時無呼吸の治療を目的と...