米国小児科学会(AAP)は2月9日、FoodResearch&ActionCenter(FRAC)と共同で、小児期の食糧不安(foodinsecurity)の特定および対処法に関する包括的な情報源となる小児科医向けの新しいツールキットを発行した。「食糧不安」とは健全で活発な生活を送るために必要十分な食糧へのアクセスが確保されていない状態を示す用語。同学会によると、小児の6人に1人が食糧不安の状態で生活している。こうした状態の家庭で育つ小児は他の同居家族に比べ病気にかかりやすくなる、あるいは入院の...