日本リウマチ学会はこのほど、関節リウマチ(RA)治療に用いる生物学的製剤に関して、3つの使用ガイドラインの改訂版を同学会ホームページで公開した。生物学的製剤を用いた薬物治療においては、免疫抑制の結果、帯状疱疹などのリスクが上昇することが指摘されている。同ガイドラインでは、薬剤投与中における有害事象の予防や早期発見、治療のための対策を提示している。対象となったのは、2010年に静注製剤、13年に皮下注製剤が承認されたアバタセプト、08年に承認されたトシリズマブと、インフリキシマブなど5剤が使用可能...