日常診療のさまざまな場面で抗菌薬を出す機会があるが、どんな症状にどれくらいの医師が処方しているのか、m3.com意識調査「抗菌薬、どう使っていますか?<2>『風邪』への抗菌薬処方」で、m3.com医師会員に尋ねた。その結果、基礎疾患のない感冒に「常に処方している」もしくは「処方することが多い」と回答したのはわずか2割だったが、急性咽頭炎は半数近く、急性気管支炎は5割強、副鼻腔炎では6割近くに上っていた。また、勤務医に対して開業医で積極的に処方する傾向にあること、処方している種類はセフェム系やマク...