日本睡眠学会はこのほど、世界保健機関(WHO)の国際疾病分類第11版(ICD11)国内適用検討会議の報告を公式サイトに掲載した。ICD11では、構造的変更が予定されており、睡眠障害が独立した章として取り上げられるという。WHOのICD11国内適用検討会議は、2017年9月1-2日にWHOのICD11担当官の来日にあわせて厚生労働省で行われた。睡眠障害は、ICD10では精神疾患(Fコード)、神経疾患(Gコード)に分かれていたが、日本睡眠学会によるとICD11では第7章として独立した章で取り上げられ...