糖尿病合併症の抑制には血糖、血圧、脂質への多因子介入が重要とされている。最近は、脂質に関する知見も集積し、海外の一部の国では糖尿病網膜症の進行抑制に対する適応を取得している脂質異常症治療薬も登場している。糖尿病網膜症の予防や治療の選択肢が増え、予後改善が可能になっている一方で、内科と眼科の連携には大きな課題がある。「早期発見と治療で糖尿病による視力障害の98%は予防可能」と話す国家公務員共済組合連合会立川病院眼科医長の佐々木真理子氏。内科と眼科との連携で得られるメリットについても解説した。(取材...