国立がん研究センター予防研究グループは1月24日、多目的コホート研究「JPHCStudy」の成果として、40~69歳の男女約9万6,000人を対象とした、喫煙・飲酒と口腔・咽頭がん発生リスクに関する調査結果を発表した。国際がん研究機関(IARC)では、喫煙や飲酒は口腔・咽頭がんの確実なリスクであると報告しているが、日本人を対象とする喫煙、飲酒と口腔・咽頭がん罹患リスクとの関係を検証した大規模な研究はほとんど行われていない。今回、研究グループは、1990年と1993年に、岩手県二戸、秋田県横手、長...