厚生労働省は4月19日、抗悪性腫瘍薬「ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)」(商品名:キイトルーダ点滴静注20mg、同点滴静注100mg)の使用上の注意に対し、重大な副作用の肝機能障害、肝炎の項に「硬化性胆管炎」の追記などを求める改訂指示を出した。国内症例が集積したための措置で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が改訂情報を伝えた。改訂指示の内容は、重大な副作用の追記に加え、「重要な基本的注意」の肝機能障害に関する記載の項に、硬化性胆管炎の注意喚起を追加記載する。直近3年度の国内副作用症例として報告...