九州大学は4月18日、プロポリスが健常な高齢者の認知機能低下や全身性炎症の改善効果をもたらすことを明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍助教の研究グループと、中国・青海省人民病院の朱愛琴教授、呉世政教授との共同研究によるもの。研究成果は、国際学術誌「JournalofAlzheimer’sdisease」オンライン版にて掲載されている。認知症は加齢によって有病率が高くなり、発症には慢性全身性炎症が関連することが知られている。しかし、認知症の60~70%を占め...