人間ドックで統一した判定区分を用いることの重要性を説く和田氏日本人間ドック学会が策定する判定区分は、あくまで任意の基準であり強制されるものではない。しかし、同学会がこうした判定区分の作成に尽力するのには、健診機関がバラバラの基準で検査を行い、受診者を判定しているという問題が背景にある。同学会副理事長で東京慈恵会医科大学大学院健康科学教授の和田高士氏に、問題点を解説してもらった。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・森圭吾)健診機関が違えば結果も違う?――検査項目の判定区分をそろえることは難しいの...