厚生労働省は6月5日、血液製剤「エフトレノナコグアルファ(遺伝子組換え)」(商品名:オルプロリクス静注用)の使用上の注意に対し、重大な副作用の項を新設して「ショック、アナフィラキシー」の追記を求める改訂指示を出した。国内外の症例が集積したための措置で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が改訂情報を伝えた。改訂指示の対象となったのは、オルプロリクス静注用の250と500、1000、2000、3000、4000。直近3年度の国内副作用症例としてはショック、アナフィラキシー関連症例が1例報告されており...