医療情報サービス(Minds)はこのほど、「症候性放射線脳壊死診療ガイドライン」をオンラインで無料公開した。日本脳神経外科学会、日本医学放射線学会などでつくる作成委員会がまとめたもので、腫瘍に対して行う放射線治療後の放射線脳壊死のみを対象としている。診療アルゴリズムを明確化した上で、診断、治療などについて解説。4つのクリニカルクエスチョン(CQ)が設定されている。同ガイドライン(GL)によると、症候性放射線脳壊死の現状としては、生存期間の延長が同疾患の発症率の増加につながり、日常臨床でも遭遇する...