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「夏の甲子園」健康影響、医師の7割が気温を懸念

2018年8月3日  m3.com意識調査

 8月5日に夏の全国高校野球選手権大会が甲子園球場で開幕する。うだるような暑さの中で、連投などを強いられる大会の在り方について、近年は球児らの健康に対する配慮から運営の抜本的な改革を叫ぶ声が高まっている。m3.com意識調査で、医師会員1512人にいわゆる「夏の甲子園」で球児や応援する生徒の健康に最も影響が懸念される環境について尋ねたところ、7割以上が「高い気温・湿度」と回答した。医師として改善すべきと思う点については、「開催時期を秋など涼しい季節にずらす」が46.1%と最も多かった。 Q.全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)における高校球児のプレーや出場校生徒の応援環境で、医師として最も懸念する点を教えてください。(単一選択)  医師会員に、夏の甲子園で球児や生徒らの環境で最も懸念する点を複数の選択肢を示して尋ねたところ、「高い気温・湿度」が72.4%と最多だった。これ以外に2桁に上った回答はなく、今夏は近年にない酷暑ということもあり、過酷な暑熱環境が大きな懸念点となっていることが分かった。  他には「強い日差し」8.7%、「短い試合間隔」7.2%、「試...