昭和大学と名古屋大学は8月2日、人工知能(AI)による大腸内視鏡検査支援システムを開発したと発表した。この研究は、昭和大学横浜市北部病院消化器センターの工藤進英センター長、昭和大学横浜市北部病院消化器センターの三澤将史講師、名古屋大学大学院情報学研究科の森健策教授らの研究グループによるもの。研究成果は「Gastroenterology」に掲載されている。大腸内視鏡検査は大腸がんによる死亡を53%低減させる効果があるといわれている。これは、内視鏡検査中にポリープ(前癌病変)や微小がんを切除すること...