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甲子園で感じた熱中症への低い指導者意識

2018年8月10日  m3.com意識調査

m3.com意識調査で、夏の全国高校野球選手権大会で球児や応援する生徒の環境に対する懸念点を尋ねたところ、会員医師1512人の72.5%が「高い気温・湿度」と回答した。その理由として、救護班を務めた経験から「指導者の熱中症に対する意識が低過ぎる」や「医学部でも野球部が最も熱中症を起こしている」など心配の声が寄せられた。ここでは、夏の甲子園の懸念点で選んだ回答理由を紹介する。 Q.「全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)における高校球児のプレーや出場校生徒の応援環境で、医師として最も懸念する点を教えてください」の設問で選択した回答の理由を教えてください。(自由回答) 「高い気温・湿度」の理由 夏の全国高等学校野球選手権大会で救護班をしていました。昨今の暑さの中では、もう大会維持は危険だと思います。特に、指導者の熱中症に対する意識が低過ぎる。ベストパフォーマンスを披露させたいなら時期をずらすべき【整形外科開業医】 夏の野球は長時間、炎天下で立っている、これが問題。医学部でも、野球部が最も熱中症を起こしている。暑熱順化されていない医学生がすぐに倒れる【整形外科勤務医】 熱中症の発症が当然な...