厚労省の薬食審医薬品第一部会は11月9日、大塚製薬が承認申請したアルコール依存症患者の飲酒量を低減する薬剤などの承認の可否を審議し、承認することを了承した。同省によると、飲酒量の低減を目的とした効能・効果をもつ薬剤の承認は日本では初めてで、早ければ12月下旬にも承認する。【審議品目】(カッコ内は一般名、申請企業名)▽セリンクロ錠10mg(ナルメフェン塩酸塩水和物、大塚製薬):「アルコール依存症患者における飲酒量の低減」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。再審査期間8年。同剤はデンマークのルン...