第56回日本癌治療学会学術集会(会長・野々村祝夫大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科教授)が10月18~20日、横浜市内で開かれ、19日には特別企画シンポジウム5「PrecisionMedicineの検証分子標的治療薬:新規治療標的分子の発見と実用化」があった。岩手医科大学血液腫瘍内科の石田高司教授は「CCR4を分子標的とするがん免疫療法」について発表し、固形がんを対象に、抗CCR4抗体のモガムリズマブ(商品名ポテリジオ)と抗PD-1抗体のニボルマブ(同オプジーボ)との併用試験を実施中であるこ...