日本うつ病学会はこのほど、「うつ病治療ガイドライン―精神科作業療法―」を学会ホームページに公開した。同ガイドライン(GL)では、「A.基本方針」「B.うつ病の回復過程と精神科作業療法の役割」「C.治療法ごとのエビデンス」と、評価尺度を示した「資料」から成る4部構成。精神科医や看護師を対象に、うつ病診療における作業療法への理解を深めることを企図している。同学会によると、精神科における作業療法の対象疾患がうつ病や双極性障害、自閉スペクトラム症などへと拡がりつつあるものの、うつ病を対象とした作業療法の...