日本小児内分泌学会はこのほど、「パークロレイト放出試験について」と題した見解を同学会ホームページに公開した。2018年4月に臨床研究法が施行され、未承認適応外の医薬品等を使用する同試験が「特定臨床研究」に該当する可能性が危惧されているが、同学会は安全性、有効性は既知の事実で、先天性甲状腺機能低下症の病型診断に用いる同試験は通常の診療行為であることから、「特定臨床研究には当てはまらない」と強調。従来通り、診療行為として継続してよいとの考えを示している。同学会によると、先天性甲状腺機能低下症の病型診...