医療情報サービス(Minds)はこのほど、厚生労働省研究班が作成した「エビデンスに基づく多発性嚢胞腎(PKD)診療ガイドライン2017」をオンラインで無料公開した。同ガイドライン(GL)は2014年版を改訂したもので、常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)と常染色体劣性多発性嚢胞腎(ARPKD)について、いずれも「疾患概念・定義」「診断」「疫学・予後」「治療」の章立てで解説。治療に関する22のクリニカルクエスチョン(CQ)が設けられており、うち「難治性嚢胞感染に対してドレナージは推奨されるか?」...