厚生労働省は7月9日、スギ花粉とダニの減感作療法に用いるエキス剤の使用上の注意に対し、重要な基本的注意の項に服用後の経過時間にかかわらず激しい運動を行う場合のアナフィラキシーの注意喚起などを追記する。舌下免疫療法剤服用後2時間を超えて運動した際にアナフィラキシーを発症した症例をきっかけに注意喚起を見直したもので、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が改訂情報を伝えた。改訂指示の対象となったのは、「標準化スギ花粉エキス(液)」(販売名:シダトレンスギ花粉舌下液200JAU/mLボトル他)と「アレルゲ...