日本小児科学会はこのほど、日本医師会に対し、「在宅で医療的ケアを必要とする児及びその同胞に対する定期予防接種の実施に関する要望書」を提出した。在宅で医療的ケアを必要とする児(在宅児)とそのきょうだいが、在宅小児医療に従事する医師(在宅小児かかりつけ医)の訪問診療時に安心して負担なく定期予防接種を受けられるよう、実施主体である市町村への働き掛けを要望している。現状では、そのように保護者が希望しても、定期予防接種を認めないという市町村が存在するとしている。現状として、在宅児の一部は居住地と異なる市町...