厚生労働省は8月22日、パーキンソン病や乳汁漏出症などの治療薬「カベルゴリン」(販売名:カバサール錠0.25mg、同錠1.0mg他)の使用上の注意に対し、重要な基本的注意の項で「トルコ鞍外に進展する高プロラクチン血性下垂体腺腫の患者に対する髄液鼻漏に関する注意喚起」の追記などを求める改訂指示を出した。国内症例の集積などを受けた措置で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が改訂情報を伝えた。改訂指示の内容はこのほか、重要な基本的注意の項で視野障害の見られる高プロラクチン血性下垂体腺腫の患者に対する視...