2015年に日本腹部救急医学会が公開した『急性腹症診療ガイドライン2015』によると、急性腹症の腹痛に対する疼痛管理として、(1) 痛みの強さによらずアセトアミノフェン1,000mgの静脈投与が推奨される(推奨度A)。(2) 痛みの強さにより、麻薬性鎮痛薬の静脈投与を追加する。急性腹症では、モルヒネ、フェンタニルのようなオピオイド(推奨度A)やペンタゾシン、ブプレノルフィンのような拮抗性鎮痛薬(推奨度A)を使用することもできる。――と記載されている。m3.com会員医師126...
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2015年に日本腹部救急医学会が公開した『急性腹症診療ガイドライン2015』によると、急性腹症の腹痛に対する疼痛管理として、(1) 痛みの強さによらずアセトアミノフェン1,000mgの静脈投与が推奨される(推奨度A)。(2) 痛みの強さにより、麻薬性鎮痛薬の静脈投与を追加する。急性腹症では、モルヒネ、フェンタニルのようなオピオイド(推奨度A)やペンタゾシン、ブプレノルフィンのような拮抗性鎮痛薬(推奨度A)を使用することもできる。――と記載されている。m3.com会員医師126...
※ニュースソース略称:(NEJM)=New England Journal of Medicine、(JAMA)=Journal of the American Medical Association、(Ann Intern Med)=Annals of Internal Medicine、(BMJ)=British Medical Journal、(Ann Surg)=Annals of Surgery、(共同)=共同通信社、(毎日)=毎日新聞社、(読売)=読売新聞、(朝日)=朝日新聞、(WCR)=WIC REPORT、(日報)=薬事日報、(薬ニュ)=薬事ニュース、(薬新)=薬局新聞