Distler氏欧州リウマチ学会(EULAR2019)が6月12~15日、スペイン・マドリードで開催され、12日のオープニング・プレナリーセッションでは、特発性肺線維症(IPF)の治療薬として世界70カ国以上で承認を受けているニンテダニブについてのSENSCIS試験の結果が、同試験の主任研究員であるスイス・チューリヒ大学病院のOliverDistler氏により発表された。ニンテダニブは全身性強皮症に伴う間質性肺疾患(SSc-ILD)患者における努力肺活量(FVC)の年間減少率をプラセボと比較して...