2019年5月に発行された『腰痛診療ガイドライン2019改訂第2版』について、「腰痛を単なる筋・骨格系の疾患ではなく、心理社会的因子や環境要因を含め診療するとの考え方が広まってきている」と話す改訂ガイドライン(GL)策定委員長の白土修氏(福島県立医科大学会津医療センター附属病院副院長)。非薬物療法に関する推奨と臨床上の課題、徒手療法やヨガなどを含む代替療法に対するGLの立場を聞いた。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・坂口恵/2019年6月取材、全4回連載)認知行動療法、普及の課題――改訂GL...